世界がん基金のがん予防14ヵ条 |
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健康と病気と青汁 |
現在、世界で最も信頼できるとされている「がんを予防する食生活」です。1997年「世界がん研究基金」と「米国がん研究所」が、4,500編以上の「食べ物とがん」に関する論文を、多くの専門家の意見を参考にまとめた、670ページにも及ぶ報告書です。 この14ヵ条を確実に守り、かつ喫煙しなければ、がんの3分の2は予防可能とされています、とくに、胃がん、大腸がん、食道がんなどの消化器がんはかなり高率に予防できることが分かっています。 この14ヵ条は、順番が若いほど重要である、ということです。 1.食料供給と食物摂取 大部分を植物性食品に、つまり数多くの野菜や果物、豆類に。主食品は精穀度を低くしたでんぷん質の食品(米、麦、雑穀)を豊富に摂る。1日30品目以上、バランス良く食べる。 2.適正体重の維持 体重の過不足を避ける。成人期を通じて体重増加を5キログラム未満にする。BMI21〜23。 3.身体活動の維持 1日に1時間の散歩またはそれに匹敵する運動。これに加え、1週間に少なくとも計1時間の活発な運動。 4.野菜類及び果物類 1日400〜800g以上の野菜類・果物類を摂ること。 5.その他の植物性食品 1日600〜800g以上の多種類の穀類、マメ類・イモ類やバナナを摂ること。砂糖は制限すること。 6.飲酒 飲酒はすすめられない。どうしても飲むなら、1日あたり男性で日本酒1合、ビール中ビン1本以下、女性はその半分以下。 8.総脂肪と油 脂肪の多い食品、特に動物性脂肪の多い食品は控えること。適当な植物油を控えめに摂る。 9.塩分と塩蔵 塩分の多い食品は控える。調理の中や食卓での塩は控える。香辛料や酢を利用する。 10.食品の貯蔵 常温で保存しカビの毒で汚染されたものは食べない。 11.保存 腐りやすい食品の保存は、冷蔵か冷凍にすること。そ 12.食品添加物及び残留成分 食品添加物や残留農薬成分の摂取は避けること。規制通り適切に使用されていれば、今知られている限りでは問題ないが、規制が不十分であったり不適切に使用されていれば、健康にとって危険となる。経済面での発展途上国で特に危ない。 13.調理法 黒焦げになったものは食べない。肉や魚を食べる場合は、肉汁の焦げた物はさける。直火で焼いた焼肉や焼き魚、塩干燻製の肉は食べても稀に。 14.補助食品、補助栄養剤など これらの注意を確実に守れば、がんのリスクを低下させるのに、補助食品・補助栄養剤は不要であり、役に立たない可能性もある。 【番外】タバコは吸わない。 ■これに青汁を加えれば、私どもの緑葉食・青汁療法とかわりありません。ぜひ、青汁を加えることで、がんのリスクを大幅に減らしていただきたいと思います。 |